タトゥーを引っ掻いたり摘まんだりしない
タトゥーの施術箇所が回復するにつれて、タトゥーがかさぶたで覆われ始めますが、これは普通のことです。かさぶたが乾いて自然に剥がれるまで放っておきましょう。かさぶたを早く剥がそうとして、摘んだり引っ掻いたりしないようにしましょう。そうすることで、かさぶたがあまりに早く剥がれてしまい、タトゥーに穴や色抜けが発生する場合があります。
- 皮膚の乾燥や剥離、あるいはかさぶたによって、激しいかゆみを感じる場合がありますが、タトゥーを引っ掻くとかさぶたが剥がれてしまう恐れがあります。
- かゆみが発生したら、保湿クリームを使用して対処しましょう。
タトゥーを直射日光に当てない
太陽の強い光によって、肌に水ぶくれができたり、タトゥーが色落ちしたりする場合があります。したがって、施術箇所がしっかりと回復するまで、少なくとも施術後3〜4週間はタトゥーを何かで覆って直射日光に当てないようにしましょう。
タトゥーを水に浸けないようにする
施術箇所が完全に回復するまで、プールや海で泳がないようにしましょう。また、湯船にも浸けないようにしましょう。タトゥーを大量の水に浸けると、インクが抜け落ちてタトゥーの見た目が損なわれてしまう可能性があります。また、水はゴミ、細菌、化学物質などで汚染されている可能性があり、施術箇所が感染してしまう恐れもあります。
泳いだり湯船につかったりするのは、タトゥーの施術箇所が回復してからにする方が安全です。それまでは、シンクやシャワーでタトゥーを洗うだけに留めましょう。
清潔でゆったりとした服を着てタトゥーを刺激しないようにする
タトゥーを入れた箇所にぴったりとフィットする服やその箇所を締め付けるような服の着用を避けましょう。
服がタトゥーに貼り付いてしまう場合があります。そうなってしまうと、服を剥がすのに痛みが伴い、新しくできたかさぶたを剥がしてしまう可能性もあります。
服がタトゥーに貼り付いてしまった場合は、引っ張らないようにしましょう。まずは、貼り付いた箇所を水で濡らして固着を緩めます。そうすることで、施術箇所を傷つけずに剥がすことができます。
激しい運動を控える
大きなタトゥーや関節付近(肘や膝など)にタトゥーを入れた場合は、運動で皮膚が過剰に伸縮することで、施術箇所の回復が遅れてしまう可能性があります。運動によって皮膚がひび割れて炎症が起こり、回復を長引かせてしまいます。
- 建設現場での作業やダンサーなどの体を動かす仕事をしている場合は、1日または2日の休みがある直前にタトゥーを入れ、仕事に戻るまでに回復時間を確保することを検討しましょう。
- タトゥーの回復中は、必ず清潔な衣類を着用し、清潔なタオルを使用するようにしましょう。
- 手の届きにくい場所にタトゥーを入れた場合は、誰かにアフターケアを手伝ってもらう必要があるかもしれません。
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